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顛末!!オーダーメードファクトリー その2 [音楽@広島]

届きました!!

Sony Music Shop:Space Kid 大野 雄二
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=DYCL-10

初ヤフオクでゲット!金曜日の夜、落札して、月曜日に届きました。2枚分強の価格でしたが仕方ありません。昨日の通勤はヘビーローテーションでした!!いや~、懐かしいですねぇ。というか、レコードからMDに録音していたので、曲自体はいつも聴いていたのですが、透き通るようなクリアなサウンドはMDでは味わえません。音像がクッキリしていて、楽器が目の前に並んでいるような錯覚に陥ります。しかもレコードでは聴こえなかったリズムが聴こえたりして・・・>再生装置の問題かもしれませんが・・・
今の音楽事情といえば、デジタル全盛で、コンピューターサウンドはあたりまえで、すでにハードディスクレコーディングも普及しているとか・・・
今回のCDは、CD前夜のレコード作品、今までCD化されたことはありませんでした。しかし、当時CBSソニーは、レコードの音を最大限引き出そうと「マスターサウンド」というハイファイサウンドレコードを発売してました。

レコードは、マルチトラックのアナログテープに、複数の楽器をいくつのもトラックに録音して、その後、ミキサーで調整しながら、2チャンネル(ステレオ)のマスターテープに編集、レコードの原盤にカッティングしてプレスするという工程で作られます(ました)。
マスタリングの工程でマスターテープをより幅の広い物にして、高速録音すれば、いい音になるのですが、CBSソニーは親会社がソニーだけにそんな特殊なレコーディングスタジオを持っていたわけで、私はこの「マスターサウンド」シリーズを好んで買っておりました。
今回の「Space Kid」はこのマスターサウンド専用のアルバムでしたが、松田聖子などは通常版と、このマスターサウンド版と両方発売してました。松田聖子はファンではなかったので(笑)、渡辺貞夫さんの「オレンジエキスプレス」を両方買って聴き比べてみると、はっきりとその違いが聴き分けられました。伸びやかな高音と、引き締まった低音・・・その差は歴然でしたねぇ。「Space Kid」はマスターサウンド専用にしているだけあって、そのアレンジ、マスタリングも、ハイハットシンバルやピアノの高音部を多用して、それまでのレコードでは表現できない曲を楽しめるようになっていました。、
「Space Kid」は、どんなアルバム?と思う方も多いでしょう。簡単にいえば、ルパン3世の曲をもっと重厚にした感じ・・・と言ったらわかりやすいですかねぇ。大野雄二さんと言えばルパン3世の作曲で有名ですが、もともとジャズピアニスト。ジャズの要素とヨーロピアン(イタリアン?)ポップスの融合という当時の流行りで言えば「AORなフュージョン」です。
しかし、この「Space Kid」だけでなく、CD化されていないアナログ音源はもっと沢山あるように思えます。音楽の歴史もレコードからCD、そしてiTuneのようなダウンロード音源に変りつつあります。iTuneやiPodが主流になるのかもしれませんが、もっと手軽にいろんな音楽を楽しめるようになるのでしょう。圧縮音源の是非はともかくとして、CD化が難しいレアな音源もいつでも聴けるようにして欲しいですねぇ・・・


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