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2人の子供たち [話題@広島]

先週の日曜日、偶然にも2つのドキュメンタリー番組を見た。

NHKスペシャル「同時3点ドキュメント」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060702.html

番組内容-ホームページより抜粋
「この番組は、世界3つの場所に同時にカメラを据え、地球規模で巻き起こるうねりを記録。3つの地点の出来事を同時期に重ねていき、激動の世界を立体的に俯瞰していく。スリリングで知的興奮に満ちた、ドキュメンタリーシリーズである。
6月22日、ドイツ時間午後9時。ワールドカップ1次リーグF組の最終戦で、日本は決勝トーナメント進出にかすかな望みをかけてブラジルと戦った。この試合を世界3つの場所でさまざまな思いを抱いて見つめる人たちがいた。
愛知県に住む11歳の少年は、この試合に生きる希望を見出していた。白血病に冒されたこの少年は、日本のエース、中村俊輔選手とひとつの約束を交わした。「ブラジル戦でゴールを決めて」。少年は、祈るような思いで約束が果たされる瞬間を待ち続けた。」

一見するとまったく健康そうな少年がサッカーをしている。サッカー選手に憧れ、ワールドカップサッカーの日本勝利を待ち望んでいる。そして彼は白血病と戦っている。苦痛を伴う治療に、さらにリスクの高い治療と戦わなくてはならない。しかし、彼の笑顔からそんな苦痛を微塵も感じさせない。両親の笑顔と苦悩があまりにも対照的でなんとかならないものかと・・・

NNN ドキュメント’06 まっすぐに智華子全盲の少女 母の待つゴールへ
http://www.ntv.co.jp/document/back/main.html

番組内容-ホームページより抜粋
「3年前のあるトライアスロン大会。母親の声を頼りに、泣きながら自転車のペダルを踏む少女がいた。帯広市の小野智華子ちゃん(当時8歳)。智華子ちゃんは全盲。ものの輪郭や光さえ感じることができない。夢は得意の水泳でパラリンピックに出場することだ。「見えないから出来ないんじゃない。見えなくても出来ることはたくさんある」と母の薫さん。厳しくも温かい周囲の愛を受けながら人間的に成長していく3年間…、夢を追う一人の少女の成長期。 」

ひたすら明るく、前向きで、負けん気いっぱい、しかし、全盲、まったく光を感じることが出来ない。そしてとにかく厳しい母親。ある日初めて、杖を頼りに一人で学校へ行かせる。が、途中で道に迷い、不安になる、泣きそうになる…そして、自分の力で正しい道を探し出し学校はたどり着く…母親は遠巻きに見守りながら一度も声をかけることなく…

もし自分が2人のような境遇だったらあんなに明るく振舞うことが出来るのだろうか??
先日、私の持病に関する二つの裁判があった。(私の場合は原告側とは異なる状況なので直接裁判とは関係ないが…)両方とも勝訴したが、原告側の記者会見を聞き、改めて持病の重大さに、少しへこんでいた…しかし、今回の2人の子供たちの明るさ、前向きさに、教えられたような気がする…タイミングがあまりにも良すぎる…


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